報告者 :
和田 幸信 氏
(足利工業大学 教授)
開催日 : 平成24年7月12日
場 所 : 立命館大学 朱雀キャンパス
歴史的環境や都市景観について、先進的な整備を行ってきたフランスの制度と実践が紹介された。世界初の体系的な歴史的環境の保全制度として知られるマルロー法の保全地区による歴史的環境の保全、パリにおける屋外広告物の規制手法、そして法定都市計画による一般市街地の景観保全などについて説明があった。最後に、日本の景観や歴史的環境の保全の在り方に触れ、高さ規制だけでなく外観や形態、色彩を規制する必要性について提案された。