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第7回 「法勝寺八角九重塔跡の発見から見た院政期の巨大建築物」

更新日:2013年11月7日

報告者 :
   梶川 敏夫 氏
  (公財)京都市埋蔵文化財研究所 次長
 
開催日 : 平成25年11月5日
場 所 : 立命館大学 朱雀キャンパス
 
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京都市内で行われる近年のめざましい発掘調査成果から、遺跡を復元することを通して見えてくる古代の京都の風景を紹介された。
平安時代末期のいわゆる院政期と呼ばれる時代、天皇とは別に、院庁において絶大な権力を掌握した上皇による政治形態は、受領たちとの結びつきから巨大な建造物を生み出した。 
鴨東の白川の地にあった法勝寺八角九重塔は、文献からは81mの高さを誇り、焼失再建期の5年を除いた254年間、京都のまちに聳え立ち、重要なランドマークとなっていた。
最近見つかったこの塔跡発掘調査の成果から見えてくる院政期建造物の実態から、過去の京都の風景を想像するとともに、将来に向けた斬新なアイデアをご紹介いただいた。

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