開催日 : 毎月1回 開催
場 所 : 立命館大学 朱雀キャンパス
文化遺産の危機管理研究会は、文化遺産を自然災害、人為災害から守るための施策を具体化していくことを目的に平成29年度から本格的な研究、検討を進めています。直下型地震などの大地震による脅威の一つとして、同時多発の大規模火災が考えられます。細街路が街中の各所に存在し、木造建築も多く残るまち京都、日本文化の中心と言える京のまちを災害から守り抜く。そのための具体な対策として、水道断水時にも利用可能な自然水を身近な水として街中に通水する事業について議論を重ねています。
また令和2年10月には、直下地震による大規模火災をどのように防ぎ、まちと文化財を守り、育むために検討中の対策と長期的な課題を皆様と共有するためにリーフレット「京都を火の海にしないために」を作成しました。
天水バケツプロジェクト
日本文化の中心と言える京のまち、その人命と歴史的な街並みを災害から守るために私たちに何ができるかを考え、「天水バケツプロジェクト」は生まれました。雨水を貯めて消火用水として使う方法は、江戸時代から天水桶として用いられました。近年失われつつある日本の伝統的な雨水利用を見直し、生活に身近な雨樋とバケツを組み合わせた新しい雨水活用システムを設置し、安全で環境にやさしいまちを住民が中心になってつくるプロジェクトです。
詳しい内容は下記よりご覧ください。
紹介動画もありますのでご覧ください。