2月6日(金)、京都の世界遺産17社寺城が一堂に会する 第4回 世界遺産「古都京都の文化財」ネットワーク会議を開催しました。会議には、世界遺産所有者を始め、研究者、行政関係者など約60名が参加し、京都市の取り組みである「歴史的景観の保全に関する検証事業」をベースに、世界遺産エリアにおける景観の現状と課題について意見交換が活発に行われました。
続いて、山﨑正史教授を中心とした研究グループの報告が行われ、その中で「バッファゾーン(緩衝地帯)」とは、周囲から開発の影響を和らげる(緩衝)の意味だけでなく、資産価値を支え、また高める地域(緩衝以上)の意味があると説明されました。