- あなたの手で、京都の玄関を造りませんか -
平成6年に製作され、長らくメルパルク京都に保管されてきた羅城門10分の1サイズの模型を現代の京の表玄関である京都駅北口広場に設置する計画を発表致しました。
しかし計画発表は果たしたものの、この羅城門模型の設置には大きな課題を残しています。
まず、大きな模型本体を移設するためには、解体してビルから持ち出し
防水・風雨の対策や紫外線対策等を施さなければなりません。
また平安京の入口として皆様を案内するためのデジタルサイネージの設置、照明設備、メンテナンス等の費用も必要となります。
羅城門模型を京都の表玄関として立派に設置するためには、これらの課題に尽力しなければなりません。
つきましては、事業総額約30百万円のうち、約10百万円を皆様のご支援にお願いしたいと考えております。これは、平安京の表玄関であった「羅城門」を京都駅に復元させ
日本の財産として、歴史都市・京都を次世代へ繋ぐプロジェクトの第1弾です。
【ご支援に関するお問合せ先】
〒604-8520
京都市中京区西ノ京朱雀町1番地
立命館大学朱雀キャンパス (社会連携部 社会連携課内)
TEL 075-813-8166
mail info@tomorrows-kyoto.jp
明日の京都 文化遺産プラットフォーム事務局
担当 : 大前、藤原
【ご支援、ご寄付に関する件】
現在、ご支援、ご寄付を頂いた皆さまへのご案内、御礼の内容を検討しております。
今月末には順次ご案内をしていきたいと考えておりますので、ご支援をお考え頂いた方は
是非、事務局までご連絡ください。
++++++ 以下、プレスリリース(記者会見)の内容 +++++
【模型製作の背景】
本模型は、1994年(平成6年)平安建都1200年記念事業において「甦る平安京」展に出品された復元模型。宮大工をはじめ、京都の職人たちが持てる技術を結集し、半年がかりで製作されたものです。
【本プロジェクトの趣旨・目的】
文化庁が京都に移転決定後、初の民間ベースの記念事業と位置づけ、2020 年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、さらに多くの方が訪れる「歴史都市」、「国際観光都市」京都の玄関口として相応しいモニュメントを京都駅前に設置します。
京都に訪れた方が、最初に「平安京の入口である羅城門」を目にすることで、社寺や伝統文化の背景にある歴史観、文化の流れを時間軸で感じて欲しいと考えています。
今回の展示が、「百年先を見据えた未来に繋がる新しい文化遺産の創造」という弊団体の理念に基づいた、「歴史的建造物の復元」というプロジェクトの契機となることを望んでいます。
【事業概要】
メルパルク京都・地階に保管されている羅城門模型を搬出し、京都駅北口広場に移設・展示する
予定工期:平成28年7月~平成28年11月末
総 工 費:約30百万円