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緊急フォーラム「博物館は生きている ~ICOM京都大会にむけて~」を開催しました
開催日 : 令和元年8月1日(木)
場 所 : 立命館大学朱雀キャンパスホール
参加者 : 約450名
開会挨拶 : 土岐憲三氏(明日の京都 副会長)
メッセージ : 佐々木丞平氏(ICOM京都大会2019 組織委員長)
講 演 : 「博物館としての京都」芳賀徹氏(東京大学名誉教授 静岡県立美術館名誉館長)
パネルトーク :「博物館は生きている」
冷泉為人氏(公益財団法人冷泉家時雨亭文庫理事長 京都美術工芸大学学長)
岩﨑奈緒子氏(京都大学総合博物館教授)
濱崎加奈子氏(公益財団法人有斐斎弘道館代表理事 専修大学准教授)
高見茂氏(京都光華女子大学学長)
コーディネーター : 平井俊行氏(京都府立京都学・歴彩館副館長)
司会 : 札野優希氏(関西学生放送連盟前副委員長 立命館大学放送局アナウンス部長)
1946年創設の国際的な非政府機関ICOM(国際博物館会議)の3年に一度の大会が、日本で初めて京都で開催(9月1日~7日)されます。ICOM及び京都大会に係る趣旨に賛同し、京都大会の機運盛り上げのため、緊急フォーラムを開催しました。土岐憲三氏の開会挨拶で幕を開け、「文化をつなぐミュージアム ー伝統を未来へー」をテーマに、世界141の国と地域から3000人を超える博物館の専門家が集まるICOM京都大会2019について、組織委員長である佐々木丞平氏から、有形・無形の文化遺産の保護など国際的なミッションについての説明と、京都大会に向けてのメッセージをいただきました。
芳賀徹氏の講演では日本における博物館の意義と歴史について述べられ、その背景にある明治の岩倉使節団の活躍と重要な役割について紹介されました。また京都には多くの博物館・美術館、さらに寺社仏閣が存在し、また自然との調和という点においても、まさに京都の街全部が博物館といえるのではないかなど、そのユニークさと新しさについてお話がありました。
パネルトークでは、冷泉為人氏より京都の歴史と文化について、自然、宗教、大学、祭りなど様々な観点からのお話、続いて岩﨑奈緒子氏は京都の市内14大学の大学博物館が連携して行っている活動である「京都・大学ミュージアム連携」についての紹介、濱崎加奈子氏からは街そのものが博物館といえる京都の街を失わないための、有斐斎弘道館をはじめとする文化の再生・再興に関する紹介、高見茂氏からは経営という観点からみた博物館、そして持続可能な博物館経営についてお話いただきました。最後に平井俊行氏からICOM京都大会に合わせて京都府内・市内の美術館・博物館において開催記念の催しが行われるので、ぜひ脚を運んでほしいと述べられました。
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