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コツコツ!日本文化の扉シリーズ「お能の扉を叩く―巴―」を開催します

更新日:2024年12月25日

佐賀さん企画

 
コツコツ!は、扉をたたく音。地道に続けることの価値も含んでいます。このシリーズでは、日本の伝統文化にかかわるさまざまな扉を用意します。開催形式は各回工夫を凝らし、リアルあるいはオンラインのレクチャー、ワークショップやフィールドワークなど、テーマに応じて変わります。年に2〜4回の開催を予定。シリーズの対象は、子供から大人まで。参加者の皆様をあたたかく迎えられ、目線を合わせながら一緒に文化を体感し、学び、次世代に繋ぐ流れを創ります。
 
第2弾の今回のテーマはお能です。お能の舞台を見に行ってみたいけど、言葉がわからなくて眠くなってしまった。お能はなんだか難しそう。舞台を見に行くのに、初めてだと少しハードルが高いとの声をよく耳にします。
今回の企画はフリーアナウンサーで俳優の松尾翠さんのナビゲートで金剛流能楽師の田中春奈さんに、お能を鑑賞するためのポイントや能『巴』の演目について教えていただいたあと、巴の詞章(謡の朗読)や仕舞(能の演目におけるクライマックス部分のみを地謡の謡いだけで演じること)をご覧いただきます。
 
会場は、正式名称を「臨済宗円通山本山 興聖寺」といい、戦国武将であり茶人の古田織部が慶長8年(1603年)に創建したことから「織部寺」とも呼ばれます。 普段は一般公開されていない特別なお寺です。
ぜひ、みんなでコツコツ!お能の扉を叩いてみましょう。
 
日 時:令和7年(2025年)2月5日(水)18:30~20:30(受付開始18:00)
会 場:興聖寺(織部寺) https://maps.app.goo.gl/KGpowf2QeScB4Hv36
参加費:無料
定 員:40名(事前申し込み制・先着順)【申込締切:2025年1月27日(月)】
主 催:明日の京都文化遺産プラットフォーム
※限られたお席での開催となりますので、お申し込み後のキャンセルはないようご協力をお願いいたします。
※専用の駐車場はございません。
 
<内容(敬称略)>
・田中春奈と松尾翠による能の鑑賞ポイントや演目の説明
・松尾翠による詞章
・田中春奈による仕舞
・普段非公開の興聖寺(織部寺)夜の境内をご案内
 
【出演者紹介(敬称略)】
◆田中春奈(金剛流 能楽師)
 能楽シテ方金剛流師範、公益社団法人能楽協会会員。故宇高通成師に師事。2006年熱田神宮能楽殿に於いて、能「花月」にて初シテ。その後は毎年行われる名古屋能楽堂での若鯱能及び、定例公演に出演他、2008年より海外での能楽公演、ワークショップ(フランス、ベルギー、米国、スロベニア、韓国他)のアレンジメント及び通訳兼アシスタントを多数務める。学生時代は、米国、仏国にてコーポリアルマイムを研究、実践。米国Pitzer大学にて文学士号、京都芸術大学大学院にて芸術修士号取得。また、京都精華大学、日本福祉大学、至善館大学院大学、米国Pomona大学にて、非常勤講師、ゲスト講師として、舞台芸術、主に能について教える。
 
◆松尾翠(フリーアナウンサー / 俳優)
 2006年~2013年フジテレビアナウンサー。めざましテレビ・めざましどようび・笑っていいともなど情報・バラエティ番組を中心に担当。ザ・ノンフィクションなどナレーション多数。2013年京都に移住し、京都在住12年目。3児の母。
 2025年公開予定河瀨直美監督作品など、現在は役者としても映画やドラマに出演している。
 本からつながるプロジェクト「SENSE OF WONDER」を主宰し、本のある豊かな暮らしを提案している。

※この企画は、事前申し込み制(先着順)です。
【申込締切:2025年1月27日(月)】

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