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研究会
第6回 「世界遺産が抱えるバッファゾーンの課題について」
報告者 :
西 和彦 氏
(文化庁 記念物課 世界文化遺産室 文化財調査官)
開催日 : 平成25年7月11日
場 所 : 立命館大学 朱雀キャンパス
世界遺産という『制度』の特色の一つであるバッファゾーンについて、その考え方の変遷、現在行われている議論、国内外における課題について紹介された。バッファゾーンは「価値」の観点から世界遺産の「資産範囲」と連続するものなのか、あるいは純粋に資産を保護するものなのか。そこに求められる法的保護策はどのようなものか、どのような範囲を設定すべきとされているのかなど。資産範囲と同様に、あるいは時としてそれ以上に難しい問題を孕むバッファゾーンのあり方について報告がなされた。
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