平成6年に製作され、長らくメルパルク京都に保管されてきた羅城門10分の1サイズの模型を、現代の京の表玄関である京都駅北口広場に設置する計画を平成28年7月4日に発表し、同年11月21日、無事に設置をすることができました。皆さまのご理解とご協力に心より感謝を申し上げます。今後は、この模型を設置した広場がより活性化し、京都を訪れる多くの方に記念写真の撮影の場として、待ち合わせスポットとして多いに活用して頂き、賑わいをもたらせれば幸いに存じます。
また、併設したデジタルサイネージに流れる平安京の歴史や羅城門にまつわる逸話をご覧になられた方が、現在の京都の母体となった平安京に興味を抱き、その歴史や文化を理解する糸口となればと考えております。
完成した模型(2016年11月撮影)
今回設置した模型は、防水・風雨の対策、紫外線対策等を施しておりますが、5年後、10年後を視野に入れた修繕費用や日メンテナンス等に掛かる経費が必要となります。羅城門模型を皆さんに愛される京都の表玄関として、これらの課題に尽力しなければなりません。
つきましては、皆様からの温かいご支援をお願いしたいと考えております。是非、ご支援を頂き、羅城門模型の横に設置された銘版(デジタルサイネージ)にお名前を刻んでください。我々は今後、平安京の表玄関であった「羅城門」の実物大の復元を目指していきます。今回は歴史都市・京都を次世代へ繋ぐプロジェクトの第1弾です。こちらの取組みにも、是非ご注目を頂ければ幸いに存じます。
ご支援に関するお問い合わせ
NPO法人 明日の京都文化遺産プラットフォーム事務局
〒604-8520 京都市中京区西ノ京朱雀町1番地
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担当:豊島、伊藤