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第1回 「世界遺産所有者が語る明日の京都」講座

更新日:2011年8月27日

演題  : 賀茂の文化
講師  : 賀茂別雷神社宮司 田中 安比呂 氏
開催日 : 平成23年8月27日
場 所 : 賀茂別雷神社(上賀茂神社)勅使殿
 
course_01712年に書かれた古事記は我が国最古の歴史書でありますが、その中のお話と関連して別の書物に上賀茂神社の成り立ちや賀茂祭(葵祭)などの行事に関する記述があること、また、神話に載っていることを現在までどのように行ってきたのか、といったことなどについてお話しいただきました。なお、禊の儀という行事については源氏物語第九帖「葵」にも描かれております。
 
伊勢神宮では20年毎に式年遷宮が行われているというのは広く知られていることではありますが、上賀茂神社でも21年毎に造り替える式年遷宮という習わしがあります。経済的な問題を始め、種々の問題から継続が困難となり、1628年に三代将軍家光が60棟全てを造り替えた後は、修復のみを行うことで、それに代えておりますが、本殿・権殿のみ150年前に造り替えました。
 
式年遷宮には、技術の伝承、人々に目を向けてもらう、神様に新しいところに移って頂き地域の人にお力を頂きたい、といった意味合いがあったと考えられます。また、神様に新しいところに住んで頂くという考えは、西洋の石の文化と違い、木と紙の文化である日本独特の考え方であるといえます。
 
鎌倉時代の境内が書かれた古地図が残っておりますが、現在の配置とほとんど変わっておりません。これは、式年遷宮によって、同じように造り替え、技術や伝統を受け継いできたことによるものです。
 
神話の時代から変わらず遺し伝えることの大切さについてご講演いただきました。

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