開 催 日:令和 6 年(2024 年)2 月 20 日(火)15 時 00 分~ 18 時 00 分
場 所:立命館朱雀キャンパス 6 階 601 東会議室、1 階多目的室
開会挨拶:松浦 晃一郎 氏(明日の京都 文化遺産プラットフォーム会長)
挨 拶:増井 正哉 氏(世界遺産ネットワーク会議座長、京都大学・奈良女子大学名誉教授)
講 演:「文化遺産保存とオーセンティシティ ~奈良文書30周年をむかえて~」
河野 俊行 氏(国際イコモス名誉会長、九州大学名誉教授・特任研究員)
司会進行:中嶋 茂博 氏(ネットワーク会議副座長、京都府神社庁参事)
企 画:―京都文化遺産アーカイブプロジェクト―
文化遺産の保存と継承に資する「文化遺産3D アーカイブ」
文化財修復及び不登校支援への活用を見据えて(企画運営:大日本印刷株式会社)
世界遺産「古都京都の文化財」をはじめとする社寺城が一堂に集い、それぞれが抱える共通の課題について情報共有や課
題解決の糸口を探る場として団体発足当初より開催しています。
令和6年(2024年)はヴェニス憲章が採択されて60年、奈良文書が採択されて30年になります。また、17社寺城で構成される「古都京
都の文化財」が世界文化遺産に登録されて30年を迎えます。今回は、国際イコモス名誉会長、九州大学名誉教授の河野俊行氏よりご講演いただきました。
講演では、木造建築に大きな影響を与えた奈良文書を巡る経過や課題に触れながら、事例を交えてお話いただきました。そのなかで河野先生は、「現代社会は30年で大きく変わってきました。SDGsやサステナビリティということが強く言われるようになり、オーセンティシティ論は見直す必要があるのでは」と述べられました。
河野 俊行 氏
■―京都文化遺産アーカイブプロジェクト―
文化遺産の保存と継承に資する「文化遺産3D アーカイブ」文化財修復及び不登校支援への活用を見据えて