世界遺産ネットワーク会議

第4回 世界遺産「古都京都の文化財」ネットワーク会議

開催日 : 平成27年2月6日(金)
場  所 : 立命館大学朱雀キャンパス

 
京都の世界遺産17社寺城が一堂に会する、第4回 世界遺産「古都京都の文化財」ネットワーク会議が2月6日(金)に立命館大学朱雀キャンパスで開かれ、世界遺産所有者を始め、研究者、行政関係者など約60名が参加しました。

 

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今回は京都市が取り組んでいる「世界的景観の保全に関する検証事業」の内容をベースに、世界遺産エリアにおける景観の現状と課題について考え、意見交換を中心に行われました。

次に、バッファゾーンの在り方について、山﨑正史教授を中心とした研究グループが報告を行いました。その中で「バッファゾーン(緩衝地帯)」とは、周囲から開発の影響を和らげる(緩衝)の意味だけでなく、資産価値を支え、また高める地域(緩衝以上)の意味があると説明され、バッファゾーン(緩衝地帯)を文化遺産の共生地域と考え、具体例として、世界遺産社寺を訪ねる歴史的な参道の風景や、門前町などを取り上げ、コア文化財と周辺地域からなる歴史文化地域として研究を進める重要性についても述べられました。

 

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