12月3日、厳しい局面にある無形文化の存続に焦点をあて、シンポジウムを開催しました。
第1部では、和紙の新しく革新的な表現で、国内外で高い評価を受けておられる堀木エリ子さんに「伝統工芸と革新技術~進化する和紙~」と題してご講演を頂きました。和紙とは縁の無かった堀木さんが、伝統の背後にある日本文化を継承しつつ革新的な和紙を創り上げてこられた経緯をお聞きすることができました。また、ものづくりは、常に原点回帰が必要であり、壁に突き当たることは、完成への通過点であると繰り返して述べられました。
引き続き、第2部のパネルディスカッションでは、「無形文化遺産の現状と課題」について3 人のパネリスト【畑 正高氏、吉田孝次郎氏、後藤和子氏】が意見を述べられました。
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